ガシャーン・・


「もーーーー!!」



台所から、凄い音とあかねのイライラした声・・・・




「どうした??・・・・」


おそる、おそるのぞく乱馬・・・

見ると何かが真っ黒になった物がちらばって、フライパンがひっくり返っている・・・。




「何だこれ・・・」


乱馬がそれを見ながら、あかねに聞く。



「ハンバーグ・・・・だったんだけど・・・・」


あかねが少し恥ずかしそうに言う・・・




「一緒に作るか??」


乱馬がそういって、用意を始める。



「え??乱馬作れるの??」



「なんとなく・・・この間、おふくろが作ってた」




あかねも一緒に用意を始める・・。玉ねぎを器用に切る乱馬を見ながら、ムキになって切るあかね・・・


「あのな〜無理すんなって・・・・指切るぞ」


あきれ顔で見る乱馬。





「だって・・・・早く上手くなりたいんだもん・・・」


玉ねぎのせいもあるが、あかねの目にはいっぱいの涙がたまっている。


そっとあかねの涙をふく乱馬・・・


じっとあかねを見る・・・



「何・・・??」


赤くなる、あかね・・・・




「ゆっくり上手くなればいいじゃねぇか・・・ずっと一緒にいるんだからさ・・・」



優しい笑顔で、少し照れながら乱馬が言った・・・




「・・・ありがとう・・乱馬・・・」




嬉しそうに、笑顔であかねが答える。



後ろから優しく乱馬があかねを包み込む・・・



「これからも、よろしくな・・・・」


抱きついている、乱馬の手が熱い。


照れてる??そんな事を感じながら、あかねは乱馬の手をそっと握って微笑んだ。







(終)