昼休憩の弁当時間・・・。

弁当を食べているあかねに、二人の友人が囲むように近づく。


「あっかね〜♪」


バッ


一冊の雑誌をあかねの前に差し出す。


少しきょとんとした表情のあかね。


「何これ??」


にやにやする二人・・・


「えとね・・・・どこだっけ・・・」


パラパラとページをめくり、あかねに見せたいページを探している。


「あった、あった!!これこれ」


ページを開いたまま、あかねに手渡す。






「ぶはっ」





あかねは思わず、食べていたものを噴出す・・・


「きたない〜あかね!!」




噴出したものを、拾いながら、赤面して叫ぶあかね。


「あのね〜・・・な・・・・何よこれはーーーー!!!!」




予想していた反応に、クスクスと二人は笑っている。



「何って、私らも高校生だし、こういうことも勉強しなきゃ〜」



二人はテンションが上がっているようで、興奮した様子で、はしゃいでいる。



「あかねと乱馬くんって毎日、キスしてんの??」



それを聞いて真っ赤になるあかね・・・



「するわけないでしょ!!ちゃんとしたこともないのに・・・」



少し淋しそうなあかねをみて、友人の一人が聞いた。



「・・・で・・・したいの?あかねは・・・・」



「え!!??」


一言、そう言った後、ますます赤くなる、あかね。




「正直に答えなさいよ〜ここだけの話しなんだしさ」


「そうよ!!たまには素直になりなよ」



期待するような目で聞いてくる二人。



「・・・・・・・」



少し考えて、あかねがぼそっと言った。







「・・・・・・私はもっと近づきたいけど・・・・乱馬はそうじゃないかもしれないし・・・・」






それを聞いて顔を見合わせてニヤニヤする二人。
それを見たあかねは恥ずかしくて、少しふくれっ面になっている。




「じゃあ、その本かしてあげるから、頑張ってみたら?」


「そうそう、あかねは十分、魅力あるんだから〜」





友人の言葉を聞きながら、少し将来のことを考えてしまった・・・・



自分の気持ちには気づいているけど、それをずっと素直に出せないでいた。




もうすぐ高校も卒業。


卒業したら、どうなってしまうんだろう・・・・


卒業しても乱馬と一緒にいたい。


でも今のままでは・・・・だめだよね・・・・