この小説は原作の関係や年齢設定などとは違い、勝手な想像の上での小説です。それでも大丈夫!という方のみどうぞ^^


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高校生になってまだ1ヶ月。制服を着て、鏡の前に立つあかね。


鏡を見ながら少しニコッと笑ってみる。何だかまだ中学生のイメージがなくならなくて、自分の制服姿に少し恥ずかしい感じがした。


ふあ・・・


ふいにあくびが出る。昨日、父の早雲と夜遅くまで話していたせいか、まだ眠い。


その話というのが、私に許嫁がいるなんていうふざけた話で結局、最後は頭にきて部屋に帰ってしまったあかね。



「本当、やめてほしいわよ!!」



昨日の事を思い出して、思わず口に出してしまう。




トントン・・・




着替えを終えて、1階へと階段を下りていると早雲があかねを待っていたのか、階段の下に立っていた。



「何?」



あかねはそう言って、少し冷たい感じで、早雲を見ている。



「・・・あ・・・・あかね!一回会うくらい、いいだろ?」



早雲はあかねの迫力に少しおされながらも、腕を組みながらあかねに言った。



「知ってるでしょ!私は男が大ーーーー嫌いなの!!」



あかねは早雲にそう怒鳴りつけると、そのまま学校に行く用意をして、玄関で靴を履き始める。



「あかね!朝ご飯は??」


玄関を出る、あかねをかすみが止めた。



「いい!いってきます!」



あかねはそう言って、玄関を出ていった。




学校の校門に着くと、いつもの行事が待っている。




「本当・・・男って・・・」




ドドドドド・・・・・




「天道あかねーーー!付き合ってくれーーーー!!」




沢山の男子生徒があかねへと迫る。




「大嫌いーーーーーーー!!!!」




ドカドカッ





飛ばされていく男子生徒達・・・。




「ったく・・・本当、毎日あきないわね・・・」



手をパンパンとはらいながら校舎へと走って入っていく。




ガラッ



「間に合った・・・・」



少しハアハアと息を切らしながら、あかえが自分の席へとつく。



「あかね!毎朝、大変ね〜」



あかねの友達が座っているあかねに駆け寄った。



「本当・・・いやになっちゃう・・・」



あかねはそう言って、鞄から教科書を取り出して、机の中に入れる。



「あかね!今日の帰り、買い物付き合ってくれない?」



友達が少し嬉しそうな表情をしながら言った。



「いいけど・・・あ・・・もしかして彼へのプレゼント?」



あかねが友達の表情を見て、ピンときたのか、からかうように笑う。



「うん。お願いね!・・あっ先生来たみたい・・・」



そう言って、友達は自分の席へと戻る。


席に座っても嬉しそうな友達の表情を見ながら、少しため息をつく。


男の人に惹かれる・・・好きになる。そんな感情はいつの間にか感じなくなってしまった・・・。


そう・・・東風先生がかすみお姉ちゃんを好きなんだって気づいたときから。


男の人を好きになることは、もうないのかも・・・・。きっとそんな自分を好きになってくれる人もいない。


ガラッ



教室のドアが開く。先生が入ってきた。


その時、教室がざわつく。





そのざわめきに顔を上げるあかね。


教壇には見慣れない男性が・・・。



「今日からここのクラスを任されることになった早乙女乱馬です」



その男性がそう言うと、教室に生徒の色々な声が飛び交う。



「前の先生は?って他から来て、いきなり担任になれんのかよ・・・」


その時、一人の生徒が少しケンカ腰に聞いた。


その一言で教室がしんと静まる。



「ああ・・・ここの担任の先生にどうしてもって推薦されたもんで・・・」



そう言った乱馬の顔はとても冷酷で冷たい。



「・・・そ・・そうですか・・・」



強気だった生徒もその乱馬の迫力に負けて大人しくなる。


教室が重い空気に包まれる。



「まっそういうことなんで、宜しく!」



そう言うと、さっきの表情とうってかわって、子供の様にニッと笑う乱馬。


あっけにとられる生徒達。



「まあ、とりあえず出席とるぞ」



乱馬は自分のペースで出席をとりはじめる。



な・・・何なのこの先生・・・。東風先生と同じ髪型だし・・・服装も普段着だし・・・。






あかねは自分勝手な乱馬に少しイライラしながらも、少しドキドキしている自分に戸惑っていた。



これからの学校生活・・・。



少し波乱の予感・・・。





(続く)